子犬をお迎えする日の決め方と家に連れて帰るまでのポイント
子犬をお迎えするのに適した年齢は？
子犬を家に迎えるのに最適な年齢は8〜10週齢です。それまでには離乳（子犬の離乳期に関する詳細はこちら）しているでしょうし、その期間においては母親や兄弟達と一緒にいることで生後2カ月までに学ぶべき犬の社会における作法を学ぶことができるためです。
あまりにも早く迎え入れてしまうと、この重要な学習期間を逃してしまい、将来的に心身の健康的な発達に影響を与える可能性があります。しかし、母親や兄弟達から離れるのが10週齢よりもずっと遅くなると、社会化期の大部分を逃してしまうことになります。
子犬をお迎えする適切なタイミングはいつですか？
子犬をお迎えする準備はできていますか？
子犬をお迎えする前にブリーダーに尋ねる質問
子犬のブリーダーは、子犬があなたの家でより早く落ち着き、健康でいられるようにするために役立つたくさんの情報を持っているでしょう。以下に書いてあるような質問や、個々の子犬に関するその他の質問を忘れずにブリーダーに聞いてください。
- 子犬は完全に離乳していますか？
- どのような食べ物を与えていますか？食事のスケジュールはどのようですか？
- トイレ トレーニングは始めましたか？今どの段階ですか？
- 現在の昼間と夜間の生活習慣はどのようですか？
- 獣医師による健康診断を受けていますか？
- 健康面での問題はありましたか？
- ワクチン接種を受けたことがありますか？ある場合、次の接種の期限はいつですか？
- 寄生虫の駆除はいつ受けましたか？
- マイクロチップを装着していますか？
- これまでにどのような社会的経験がありましたか？
- これまでに外に出たり人と交流したり した経験はありますか？
- 子犬の両親の気質や性格はどのようですか？健康証明書は入手可能ですか？
子犬の引き取り当日に持っていくもの
子犬を引き取って家に連れて帰る際、道中の安全を確保し、より快適に過ごせるようにするために、いくつかの大切なポイントがあります。次のようなアイテムがあると便利です。
子犬を家に連れて帰るときのポイント
帰り道は子犬にとって初めてのドライブかもしれません。将来的に車に乗りたがらなくなるのを避けるために、快適に過ごさせることが重要です。できれば、運転中に誰かになだめてもらうのがベストです。
ブリーダーを離れる前に
すべての書類が揃っていることと、必要な質問はすべて尋ねたことを確認しましょう。そして、移動中の乗り物酔いによる嘔吐を避けるため、子犬に食事を与えていないことを確認してください。また、トイレに行かせておくことも良いアイデアです。子犬に新しい首輪を装着するときは、頭からすり抜けないようにしてください。首輪を装着したときに首周りに指2本が入るくらいがベストです。
車の中で落ち着くために
子犬に車に乗るよう促すには、車内におやつを置くなどして誘い入れ、ドライブ中には何か噛むものを与えると良いでしょう。同伴者がいる場合は後部座席に座ってもらい、子犬を膝に置くか、座席などで近くに座らせておきましょう。同伴者がいなければ子犬をキャリーに入れて移動します。このとき母犬の匂いがするタオルやおもちゃを与えるのは、子犬を落ち着かせるのに非常に役立つ方法です。
移動の間
子犬を快適に過ごさせるために必要なことすべてを行ったとしても、吠えたり鳴いたりするかもしれません。そんなときも穏やかに対応して、安心させてあげましょう。長旅の場合は休憩をとり、トイレに行かせたり、水を飲ませたりしましょう。
家に着いたら
まずはトイレに行けるように、庭に連れて行きましょう。家の中に入れる際には落ち着いて、子犬の気持ちが安らぐようにしましょう。
（子犬を家族に対面させるときのポイントはこちら）
子犬のお迎えから最初の数日間の過ごし方
