ペットショップ?ブリーダー?子猫を迎える方法
子猫を迎えるのはとてもワクワクする出来事ですが、健康なペットを迎えるためにも、必ず入念なリサーチを行うことが重要です。
子猫を迎えるメリット
- より長い年月にわたって一緒に過ごせる可能性が高い
- 子猫の通院歴や既往歴をより詳細に得ることができる
- 子猫は過去の経験に起因する行動上の問題を抱えている可能性が低い
子猫を迎えるデメリット
- 子猫は成猫よりも多くのケアと注意を必要とする
- 子猫は若干のトレーニングを必要とする
- 子猫はワクチンなどの医療的な処置が必要となる可能性がある
子猫のワクチン接種の重要性やいつ接種すべきかについてはこちら
子猫はどこで迎えるべきか
子猫は、ブリーダーから迎えることができます。重要なのは、子猫と母猫が健康で適切に世話をされていることを確認してからあなたの家に迎えることです。評判の良いブリーダーやペットショップから迎えることを強くお勧めします。地元のブリーダーやシェルターについて、獣医師に相談してみるのも良いアイデアです。
子猫を迎える際のヒント
- 迎えることを決める前に必ずブリーダーやペットショップを訪ね、繁殖環境や子猫の生活環境を確認しましょう。そうすることにより、子猫のこれまでの生活や、どのように世話されてきたかを知ることができます。
- ブリーダーやペットショップのスタッフと話すときには、迎えたい子猫の気質について尋ね、その子猫がもつ特徴についての理解を深めましょう。
- どのようにして子猫の社会化を行っているかブリーダーに聞いてみましょう。子猫は生後8週間に非常に多くの社会スキルを身につけるため、この期間にたっぷり時間をかけて十分な世話をされているかは重要なポイントです。
- 衛生、健康、栄養に対するブリーダーやペットショップの意識に目を配りましょう。
- 明らかな健康問題がないか確認しましょう。澄んだ瞳をしており適正な体重であるか気を付けて見てください。
- 獣医師による健康診断を受けているか聞いてみましょう。これには、ワクチンの接種や寄生虫予防薬の投与、ならびに純血種の猫の場合は遺伝性疾患のスクリーニングが含まれます。(純血種の猫にある遺伝的リスクについてはこちら)診断書やワクチン接種の記録などを渡してもらえるか聞いてみましょう。
- 母猫にワクチンと寄生虫予防薬が投与されているか聞いてみましょう。母猫に投与されていない場合、子猫にも投与されていない可能性が高いと考えられます。
(子猫の寄生虫に関する詳細はこちら) - 子猫にマイクロチップが付けられているか聞いてみましょう。付けられていない場合は、できるだけ早く処置を受けることを検討する必要があります。
- 子猫を自宅に迎えたら、できるだけ早めに動物病院を選んで検診の予約を取りましょう。
子猫が我が家にやってくるのは楽しく充足感に満ちた出来事ですが、事前に入念なリサーチを行うことが重要です。子猫を適切な場所から迎えることによって、心身ともに健康な子猫を新たな家族の一員として迎えることができるでしょう。
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