子猫の社会化と遊び

幼い頃からいろんな人、音、体験に接してきた子猫は非常に落ち着いて行動することができ、心穏やかに過ごせるようになります。ここで重要なことの1つは、知らない人に出会ったり、なでられたり、触られたりすることに対して慣れることができる点です。

そうは言っても、触られ過ぎると子猫は疲れてしまい、触った人との関係が悪くなったり、ネガティブな経験として残ってしまう可能性があります。子猫が常に安心していられるよう気をつけて、身体から発されるサインに細心の注意を払いましょう。

何かが動いているのを見ると、走って追いかけたいという子猫の欲求がかきたてられます。子猫を走り回らせるおもちゃには以下のようなものがあります。

• 機械式または可動式のねずみのおもちゃ
• くしゃくしゃに丸めて床に置いたティッシュのボール
• 懐中電灯
• 釣り竿のおもちゃ
• 垂らした紐

子猫は高いところに登ることが大好きなので、キャットタワーは子猫にとって絶好の居場所になります。子猫にストレッチや登ることを促すための、他の方法は次のとおりです。

• 飛び移ってもけがをしない程度の高さの棚にクッションを置く
• 背の高い爪とぎタワーを設置する

ただし、子猫はまだ体格が完全に発達しているわけではないため、落下する可能性があることに注意してください。初期の数ヵ月は、注意深く見守ってあげる必要があるでしょう。