子猫を先住猫や犬、子供に初めて対面させる 方法
人や他の動物に対して嫌な体験をしたことのある子猫は、その感情をずっと抱き続ける可能性があります。子猫を安心させるためには、ペットオーナーが子猫を人や先住ペットにどうやって引き合わせたらよいかを理解していることが大切です。
子猫を飼い主以外の人に対面させるときのポイント
子猫はペットオーナー にはすぐ慣れますが、新しい人に出会ったときは、本能的に隠れようとする行動をする場合があります。ここでは子猫がそうしたときにも落ち着いて行動できるよう、様々な人や出来事と出会う際に気を付けるべきポイントをお伝えします。
少しずつ対面させましょう
一度にたくさんの人に会うと、一般的に子猫の負担が大きくなります。一人ずつ徐々に会わせて、その合間に休む時間を十分に与えましょう。
ボディーランゲージを見ましょう
子猫は静かにおとなしく過ごしたいときは態度で示します。耳を伏せたり、シャーという声を出したり、尾を直立させたりした場合は、脅かされているという感情を示しています。
子猫から近づいてくるのを待ちましょう
面識のない人が急に近づき過ぎると、小さなパニックに陥り、逃げてしまう子猫もいます。静かに座って、子猫の方から近づいて来るのを待つよう皆さんに伝えるのが一番良いでしょう。
静かにしましょう
子猫を驚かせないために周りの人たちに、はやる気持ちを抑え、ゆっくりと動き、声の音量を抑えてもらうようお願いしてください。
焦りは禁物です
子猫がそれぞれの人に安心感を覚えるまで時間がかかる場合があります。子猫と触れ合うことについて焦りすぎるのはやめて、子猫を人から人へ手渡したり等はしないようにしましょう。
優しく接しましょう
家族や友人に、子猫には優しく接するよう促しましょう。お互いに馴染んできたら、安全に抱っこする方法を紹介します。片方の手をお腹の下にスライドさせ、もう一方の手をお尻の下に入れて持ち上げると良いでしょう。
子猫を子供に対面させるときのポイント
猫は子供にとっても一緒に生活する日々を豊かにしてくれる存在ですが、適切に子猫の世話に関するルールを説明し、最初は特に慎重に扱うことが重要です。子供は時折、子猫に対して乱暴だったり興奮しすぎたりすることがありますので、心に留めておくべき重要なことをこちらでご説明します。
(子供と相性の良い猫の品種を調べたい方はこちら)
子猫を休ませる
子猫は静かに時間を過ごしたい気分のときでも、まだ子供を避けることができません。ですから、子供たちに子猫を休ませてあげる必要があることを教えて下さい。子猫の成長には睡眠が不可欠なので、寝ているときは決して起こさないでください。
丁寧な接し方を教える
子供に子猫の抱っこの仕方 を教えてあげましょう。片方の手をお腹の下にスライドさせ、もう一方の手でお尻を支えて持ち上げます。最初は、子供に一人で子猫を抱き上げさせないのがよいでしょう。また、抱っこする際には子猫をきつく抱きしめすぎないようにさせてください。
座って静かに子猫を待つように 伝える
静かに座って子猫が近づいて来るのを待つよう子供に伝えましょう。興奮しすぎたり騒がしくしたりすると、子猫がとてもおびえてしまうと説明するとよいでしょう。
注意して遊ぶ
子猫はおもちゃではないことを子供に理解させなければいけません。みんなで楽しめるように、子猫のおもちゃを使って子供に安全な遊び方を教えましょう。
事故が起こらないように見守る
子供が子猫にひっかかれてしまう等のアクシデントを避けるために、子猫と子供が一緒にいるときは両者から目を離さないことが最善です。
子猫を先住猫や犬、他のペットに対面させるときのポイント
動物の中でも猫は、生まれつき縄張り行動をします。そのため、先住猫に対しては特に対面に向けた準備を入念に行って、それぞれのペットを慎重に見守ることが大切です。その際に大切となるポイントをご紹介します。
子猫を迎えてから最初の1週間
新しい家で過ごす最初の数日間および数週間は、子猫が先住ペットと仲良くなるためにとても重要な期間です。子猫を新しく迎えたことによる混乱を最小限に抑えられるように、子猫が新しい環境に落ち着いて、日常的な習慣を確立できるようにしましょう。